芥川賞作家・川上弘美の同名小説を、竹野内豊主演で映画化した『ニシノユキヒコの恋と冒険』の初日舞台あいさつが、2月8日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。竹野内、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、阿川佐和子、井口奈己監督が登壇。最後に七尾旅人も登場し、主題歌「TELE○POTION」を熱唱した。

左から、本田翼、阿川佐和子、成海璃子、竹野内豊、尾野真千子、木村文乃、井口奈己監督

本作では、竹野内扮する稀代のモテ男・ニシノユキヒコが、タイプの違う7人の女性たちと恋模様を繰り広げる。本日登壇した女優陣の他、麻生久美子や中村ゆりからが、ユキヒコの相手役を演じた。メガホンを握ったのは、『人のセックスを笑うな』(2007年)で話題を呼んだ井口奈己監督。

ニシノユキヒコが、恋の冒険を繰り広げるということで、冒険に対しての質問が。竹野内は「おみくじで『待ち人現れるでしょう』と書いてあったんです。だから待ち人を探す冒険をしたいです」と、堂々恋活宣言。続いて、2014年ソチ冬季オリンピック が開幕したということで、 注目の選手や競技について尋ねられると、竹野内は「スキージャンプの葛西(紀明)選手、私(43歳)とほぼ同い年(41歳)なので、頑張っていただきたい」とエールを贈った。尾野は「フィギュアの羽生(結弦)さん」と照れながら言うと、成海も「格好良い!」と大興奮。するとライバル意識を燃やした竹野内が「俺もけっこうターンが」と、アピール。さらに、竹野内は、「やってください!」というMCやゲスト、観客らの猛プッシュにより、華麗なターンを披露して、拍手喝采を浴びた。

その後、バレンタインデー間近ということで、ニシノユキヒコをプリントした巨大チョコレートが女性陣からプレゼントされた。竹野内は、そうそうたる女優陣に囲まれ「うれしいです。キュンキュンします」と笑顔を見せた。