保育所における事故報告集計によると、死亡事故は19件となった(平成25年1月1日~12月31日)

厚生労働省はこのほど、保育施設における事故報告集計を発表した。

平成25年1月1日から12月31日までの期間に報告のあった保育施設における事故報告のとりまとめで、保育施設において発生した死亡事故や治療に要する期間が30日以上の負傷や疫病を伴う重篤な事故等。報告件数は162件、うち認可保育所は139件、認可外保育施設は23件。

死亡の報告は19件あり、認可が4件、認可外が15件。うち2件はSIDS(乳幼児突然死症候群)という。年齢別では0歳と1歳が最も多く、それぞれ8名。

負傷等の報告は143件あり、認可135件、認可外8件。5歳の発生が最も多く、49名。事故の発生場所は保育施設の園内(室内)が最も多く78名だった。

なお、平成25年4月1日現在、認可保育所の施設数は2万4,038カ所で利用児童数は221万9,581人。認可外保育施設は平成24年3月31日現在、施設数7,739カ所、利用児童数は18万4,959人(事業所内保育施設を除く)。