「星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」を開催

世田谷文学館は25日~3月30日、「星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会」を開催している。

「クラフト・エヴィング商會」初の棚おろし的展覧会

「クラフト・エヴィング商會」は、吉田浩美氏と吉田篤弘氏による、著作およびデザイン・ワーク、アートワークのユニット。

「クラフト・エヴィング商會」という名の架空のセレクト・ショップとして、著作や展覧会を通じ、様々な"商品"を世に送り届ける一方、同名のデザイン・ユニットとしても、これまでにおよそ1,000点を超える書籍・雑誌などの装幀デザインを手がけている。また、吉田篤弘個人名義での小説も数多く、「つむじ風食堂の夜」は2009年に映画化もされている。

同展は、同ユニット初の大規模個展。展示室の空間全体が「クラフト・エヴィング商會」の作品ともいえるような、インスタレーション的展示を試みる。

会場内には「クラフト・エヴィング商會」の(架空の)店舗も姿を現し、来場者を虚実混交した世界へと誘うという。さらに会場の一角には、実際に作家本人が創作・執筆をするためのワークスペースも出現する予定となっている。また会期中は、多彩なゲストを招き、トークショーを行う。

開催日時は、1月25日~3月30日 10時~18時(入館は17時30分まで)。休館日は月曜日。会場は、世田谷文学館 2階展示室(東京都世田谷区南烏山1-10-10)。入場料は一般700円、高校・大学生500円、65歳以上、障害者手帳の所持者350円、小・中学生250円。その他、詳細は同館Webサイトで確認できる。