第71回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が12日(現地時間)、米ロサンゼルスで行われ、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で主演を務めたレオナルド・ディカプリオが最優秀主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を獲得した。

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同作は、L・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んで製作された作品。実在する株式ブローカー ジョーダン・ベルフォートの回顧録「ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」をもとに映画化したもので、1980年代~90年代のニューヨーク、ウォール・ストリートを舞台に、ジョーダン・ベルフォートが、20代で証券会社を設立し億万長者に登り詰めるも、証券詐欺の違法行為で逮捕されるまでの栄光と挫折を描いた作品だ。

このたび行われた授賞式で、自身の名前が読み上げられるとL・ディカプリオは母親にキスし、同じテーブルのM・スコセッシ監督や共演者に両手の親指を上に向けてやったぜのポーズ。受賞スピーチでは、「信じられないくらい光栄です。まさか"コメディ"部門で主演男優賞を受賞するとは思ってもみませんでした」と笑顔でコメントした。

なお、L・ディカプリオが同賞を受賞するのは、M・スコセッシ監督とタッグを組んだ『アビエイター』(2005年)で主演男優賞(ドラマ部門)を受賞して以来2度目となる。

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、2014年1月31日より全国公開。