第66回全米監督組合賞(DGA)のノミネートが発表され、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ監督が11度目のノミネートを果たした。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ監督

DGAは、アカデミー賞の行方を占う上でも重要視される賞。M・スコセッシ監督は、これまでにレオナルド・ディカプリオが主演をつとめた『ディパーテッド』(長編映画部門)と、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』(テレビ部門)で同賞を獲得している。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、L・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組んで製作された作品。実在する株式ブローカー ジョーダン・ベルフォートの回顧録「ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」をもとに映画化したもので、1980年代~90年代のニューヨーク、ウォール・ストリートを舞台に、ジョーダン・ベルフォートが、20代で証券会社を設立し億万長者に登り詰めるも、証券詐欺の違法行為で逮捕されるまでの栄光と挫折を描いた作品となっている。

なお、第71回ゴールデングローブ賞においても、同作は作品賞と主演男優賞にもノミネートされている。映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、2014年1月31日より全国公開。

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