米アリゾナ州知事になることを真剣に検討しているというスティーヴン・セガール (C)BANG Media International

映画『沈黙』シリーズなどで知られる俳優のスティーヴン・セガールが、米アリゾナ州知事になることを検討していると報じられている。

スティーヴンは、2003年から2011年までカリフォルニア州知事を務めたアーノルド・シュワルツェネッガー同様、州知事に立候補する可能性があるという。スティーヴンは、自称「アメリカで最強の保安官」ジョー・アパイオと組みアリゾナ州の犯罪を取り締まる姿を追った新リアリティ番組『スティーヴン・セガール・ロウマン:マリコパ・カウンティ』の撮影後に、州知事立候補を思いついたとKNXV-TVに語っている。

「ジョー・アパイオと俺はアリゾナ州知事に立候補することについて話してたんだ。最初は冗談だったんだけど、そのうち真剣に考えるようになってきたよ。でももっと重要な責任をたくさん負わなきゃいけないんだろうね」

武道の達人としても有名なスティーヴンだが、ニューメキシコ州、テキサス州、ルイジアナ州などの郡保安官事務所で代理保安官をも務めた経歴をもっており、中でもルイジアナ州ジェファーソン・パリッシュの郡保安官事務所では20年以上にわたってボランティアで活動。同番組の新シリーズで、ジョーの3,000人のボランティアから構成される「民警団」と共にアリゾナ州の犯罪撲滅に取り組んでいるスティーヴンはその役割について「ジョー・アパイオと俺が何をしているのかってことについてだけど、一緒に街をパトロールして悪いヤツをとっ捕まえようとしているのさ」と話し、さらに「もし誰かが誰かを殺したら、そいつを逮捕しにいくんだ。もしくは、銀行強盗があった場合には、強盗犯を捕まえに行くわけさ。犯人がメキシコ人、アイルランド人、フランス人、ドイツ人、中国人、何人であろうと関係ないね。犯人は犯人だよ。ジョー・アパイオは人種差別者かって? いや、違うね。相手が何人であっても関係ないだけさ。そいつが犯罪者だってことだけが問題なんだ。俺もそういった観点から判断するからね」と付け加えている。

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