俳優のブラッド・ピットが、最新作『ゴー・ライク・ヘル』でトム・クルーズと共演する可能性があるという。
20世紀フォックス社が手がけるこの新作レーシング映画は、トムの主演作『オブリビオン』でも監督を務めたジョセフ・コシンスキーがメガホンを取ることになっており、現在候補に挙がっているというブラッドが出演することになれば、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』以来となるトムの共演が実現する。ザ・ハリウッド・レポーターによれば、ブラッドはマイケル・マンが監督の座に就いていた2009年に同作への出演が決定していたようで、その後も同作への興味を失っていなかったという。
本作では、A・J・ベイムの『フォードVSフェラーリ 伝説のル・マン / 黄金の'60年代 - 自動車王たちの覇権争奪』を原作に、ライバル会社であるアメリカの自動車会社フォード・モーターとイタリアのフェラーリが1966年のル・マン24時間レースで激しい火花を散らせた姿を描かれる。ジェズ&ジョン・ヘンリー・バターワースが脚本を執筆する同作で、トムはレーシングカーデザイナーのキャロル・シェルビーの未来の姿を演じる予定。
本作への出演の行方が気になるブラッドだが、現在は自身が主演兼プロデュースを務めたヒット作『ワールド・ウォーZ』の続編製作に取り掛かっているところで、数々のアワードで有力視されている『それでも夜は明ける』にも脇役ながらも出演。一方のトムは、間もなく『ミッション:インポッシブル5』の撮影を開始するところで、アクションスリラーのヒット作『アウトロー』の続編にも取りかかっているという。
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