俳優の瑛太、井上芳雄、お笑い芸人の山口智充、が17日、東京・羽田の朝日新聞社・航空センターで開催された映画『プレーンズ』のジャパン・プレミアに登場した。

映画『プレーンズ』のジャパン・プレミアに登場した瑛太(右)と山口智充

同作は、ディズニー/ピクサーの映画『カーズ』シリーズの世界観にインスピレーションを受け、制作されたファンタジー・アドベンチャー映画。世界一周レースで優勝することを夢見る高所恐怖症の飛行機ダスティの成長を描いている。

1903年ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功にしたことを記念して制定された"飛行機の日"であるこの日、ダスティの吹替えを担当した瑛太は、青空をイメージした鮮やかな青のインナーにジャケットという出で立ちで登場。格納されている本物の飛行機を間近でみて、思わず「実際の飛行機って大きいですね」と感想を。MCを務めた元日本テレビアナウンサーの森麻季に飛行機にまつわるエピソードを聞かれ、「特にないですね」と淡々と答えるも飛行機に乗る際は窓際を選ぶといい、その理由については「狭いところがちょっと苦手で……」と、自身が閉所恐怖症であることを明かした。

瑛太同様、声優初挑戦だったという井上。アフレコはひとりで行い、瑛太の声が入った状態のものに声を入れていったと話し「(声優初挑戦なのに)凄く上手なんですよ、キャラクターにハマってて」と瑛太を絶賛。すると瑛太も「自分の声を聞くと冷や汗をかくんですけど、井上芳雄さんの声を聞くと聞き惚れるんですよ」と返した。

また、同イベントには、映画『カーズ』シリーズでおんぼろレッカー車 メーター役の声優を担当し、同作でもエリート戦闘機のブラボー役を務めた山口がサプライズ登場。瑛太の誕生日を祝うためにダスティの形をしたバースデーケーキを持って駆けつけると「まさか、もう(誕生日 11月13日)過ぎているのに……。本当にありがとうざいます」と感謝し、会場の笑いを誘った。山口は頭に被った"ブラボー型"ヘルメットを同作の他のキャラクターでは作られていないもの、「世界にひとつだけ!」と自慢するも、自分の頭のサイズに合わず「特注だけど(僕の頭に合ってないので)非常に痛いです」と嘆いていた。映画『プレーンズ』は12月21日より、全国公開。