将来の日本の"かわいい"を担うファッションモデルを選ぶ「CanCam新世代モデルオーディション」の最終選考が23日、都内で行われ、神奈川県在住で会社員の櫻井恵里奈さん(24歳)、東京都在住で学生の大沼ふじさん(23歳)、福岡県在住でモデルのタチバナサエリさん(24歳)が選ばれた。

「CanCam新世代モデルオーディション」の最終選考に選ばれた櫻井恵里奈さん(左から)、大沼ふじさん、タチバナサエリさん

編集業務やスタイリストなどの裏方の作業もしながら、ファッション誌『CanCam』の誌面にも登場する新世代モデルを決める同オーディションは、ソーシャルサービスの「Google+」を通じて世界中から候補者を募集。応募した2万1,608人の中からネットコミュニケーション審査の1次審査を実施して100人を選出。さらに2次審査を勝ち上がった18人がこの日行われた最終審査に臨み、櫻井恵里奈さん、大沼ふじさん、タチバナサエリさんの3人が選ばれた。

同誌の読者モデルもしているという会社員の櫻井さんは、名前を呼ばれて泣き崩れながらも「本当にうれしいの一言で、ここまで来れたのも皆さんのサポートなしでは来れませんでした。必ず実績を残したいと思うのでよろしくお願いします」と決意を新たに。櫻井さんと同じように号泣した大沼さんも「まだ実感が沸かなくて夢のようです」と話しつつ、「手伝って下さったすべての方に感謝しております」と感謝の言葉。「放心状態だった」というタチバナさんは「会場の方はもう知ってると思いますので、父と母、ユーザーの皆さんにありがとうと伝えたいです」と喜びを爆発させた。

また、この日は同誌の専属モデルでもある山本美月と久松郁実が表彰式に登場し、3人に花束などを贈呈。山本が「1人が選ばれると思ったので、3人選ばれてびっくりしています。3人個性がバラバラでいい感じにバランスが取れていると思います」と感想を述べ、久松は「私の方が年下なのでアドバイスはないんですけど、モデルさんは人に注目されるお仕事なので、どんどんキレイになっていくと思います。もっと輝けると思うので楽しみにしています」と3人にエールを送った。