お笑い芸人の桜塚やっくん(享年37 本名:斎藤恭央さん)が5日に交通事故で亡くなったことを受け、2005年まであばれヌンチャクとしてコンビを組んでいた元相方で声優の竹内幸輔が沈痛な思いをツイッターにつづった。

竹内は「ご心配おかけしています。たくさんのメール、電話、リプライありがとうございます」と、周囲の気遣う声に感謝。「今日だけ俺のことはほっといてください。相方に手を合わせてあげてください」とし、「明日から恭央と向き合います」と元相方の急死を悼んだ。

斎藤さんら5人を乗せたワンボックスカーが5日、山口・美祢市の中国自動車道で中央分離帯に衝突する単独事故を起こした。斎藤さんは、車外に出たところを後続車にはねられ、病院に搬送されるも、心臓破裂のため死亡。ワンボックスカーには斎藤さんのほか、バンド・美女♂menZのメンバーとマネージャーが乗車し、マネージャーも同じく車外に出たところをはねられ死亡した。5人は、翌日に熊本県内で行われるイベントに出演するため移動中だった。

斎藤さんは、1999年に竹内幸輔と共にお笑いコンビ・あばれヌンチャクを結成し、2005年に解散。その後は、セーラー服姿で竹刀を持った「スケバン恐子」というキャラクターで、2006年頃に日本テレビ系『エンタの神様』などを中心にバラエティ番組で活躍した。