公開初日を迎えた映画『うそつきパラドクス』(吉田浩太監督)の舞台あいさつが7日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、主演の本山なみをはじめ真山明大、戸田れい、青野未来、階戸瑠李、ジェントルが出席した。

映画『うそつきパラドクス』の舞台あいさつに立った本山なみ

漫画誌『ヤングアニマル』(白泉社)にて連載され、累計40万部を売り上げたはづきあきら+サトウナンキの同名コミックを映画化した本作。少しぼんやりした癒し系の主人公・栖佑日菜子役にグラビアアイドルの本山なみが抜てきされ、本作でフルヌードを披露して公開前から大きな話題を集めた。物語は、遠距離恋愛中の日菜子(本山)が、彼女に思いを寄せる同僚の俊介(真山)から"彼氏の代用として恋人に"という提案を受け、俊介との新たな関係をスタートさせるというもの。

主演の本山は「ムチャぶりをさせられました」と水着にエプロンというセクシー姿に苦笑いを浮かべるも「上京してきて1年少しですが、まさか自分がこのようなエプロンの姿でこの場に立つとは思いませんでした」とシンデレラストーリーに信じられない様子。さらに特技のセクシーウグイス嬢に扮して自ら呼び込んだキャスト陣が勢揃いし、改めて舞台あいさつ。「監督さんからは『そのままでいいよ』と言われてたので、演技が初めての分、ナチュラルさを大切にしました」と振り返った。本作ではフルヌードを披露し、相手役の真山と激しい濡れ場に挑んだが、「私自身、本当に感じている姿を見せたかったので、(真山との濡れ場は)前張りなしで臨みました」と胸を張り、相手役の真山も「苦労したというか、2人で撮影しながらコミュニケーションを重ねてきたので、あっさりできましたよ。恋愛に絡みは付き物。そういうところも包み隠さず臨んだ作品ですから、沢山の方に見て欲しいですね」とアピールした。

また、本作で繰り広げられるオフィスラブについての質問が投げ掛けられ、芸能界に入る前にOLだったことを明かした本山は「社内の内線とかでスリル感を味わってましたね。あそこまで過激ではなかったですけど(笑)」と過去について赤裸々に明かしていた。