女優の上戸彩、子役の濱田ここねが29日、東京・芝公園の東京タワーで行われた映画『おしん』(10月12日公開)のPRイベントに出席した。

映画『おしん』のPRイベントに出席した上戸彩(右)と濱田ここね

主役のおしんを演じた濱田は、先月29日から同作の舞台でもある山形県山形市を皮切りに、夏休み返上で全国19都道府県を巡るキャンペーン「おしんはここね!」を行った。全国各地でマスコミ取材や試写会のほか、駅前や催事イベントなどさまざまな場面で映画をPRし、各地で出会う人々に名刺代わりの"おしんカード"を手渡した。この日、最終地となる東京タワーで待っていたのは、母・ふじを演じた上戸。ゴールテープを切った濱田は「かあちゃん! ただいま!」と笑顔を見せながらも、上戸との久しぶりの再会にどこか照れくさそう。上戸はそんな濱田をしっかりと抱き寄せ、「おかえり。大変だった? 楽しかった?」と劇中の雰囲気そのまま、おしんの奉公を労った。

濱田は、「全国を楽しく回ることができて、みなさんにとても感謝しています」と感謝の言葉を述べ、印象的だった全国のゆるキャラたちとしてみきゃん(愛媛)、ひこにゃん(彦根)、ベニちゃん(山形)を挙げるなど旅の思い出に浸っていた。しかし、司会者から「宿題は?」と聞かれると、現実に引き戻されたようで「まだ終わってなくて…どうすればいいでしょうか上戸さん」と相談。上戸が「どうしよっか。今日、一緒にやる?」と言うと、突然の提案に「えっ!?」と驚きながらもうれしそうな表情を浮かべた。

家族と離れて山形で撮影した52日間、つらい時は7歳で奉公に行ったおしんの気持ちを想像して乗り越えたという濱田。「とても大変で、辛かったんですけど、上戸さんがずっと支えてくれていました」と語る濱田に対し、上戸は「ここねが弱音を一度も吐かずに、いつも現場で笑顔だったのでしんどいなんて周りが言ってられない」「ここねは辛抱強いし、私からしても尊敬する大女優さん」などと絶賛した。

イベントの締めくくりには上戸が「ここねのがんばった姿をぜひ日本中のみなさん、世界中のみなさんに見届けてほしいと思います」とアピール。一方の濱田は「私ぐらいの年齢の方に昔の人たちが苦労した生活を見て知っていただきたいです」と同作に込めた思いを語り、最後はおしんになりきって「よろしくおねげぇするっす!」と呼びかけていた。