2005年にスタートした神奈川・逗子海岸の海の家兼ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」が、9月1日で閉鎖されることが23日、明らかになった。

キマグレンのKUREI(左)とISEKI

同店を経営する音楽ユニット・キマグレンのKUREIは、「株式会社音遊 代表取締役 クレイ勇輝」名義でオフィシャルサイトにコメントを発表。「"自分が子供だった頃のように、海までの道が活気に溢れる元気な街になってほしい"という想いで、『海で音楽を楽しめる場所』を創ろうとこれまで尽力してまいりましたが」と振り返り、「逗子海岸での企画を今夏いっぱいで閉幕する運びとなりました」と報告した。

そして、「2014年夏、本来なら皆様と10周年を逗子海岸で盛大に祝いたかったのですが、このようなご報告となってしまい本当に残念に思います」と胸の内を明かし、「楽しみにしてくださっていたOTODAMAファンの皆様、大変申し訳ございません」と謝罪。「残り僅かの夏となりましたが、僕らの想いを心に刻んでいただければ何より幸せです」と思いを伝え、「ここで身を引くことが逗子海岸のOTODAMAからの最後のメッセージになります。この事が未来の逗子海岸のためになると僕らは信じております」とつづった。

そして、「また違った形で近い将来皆様にお会いできる事を楽しみにしております」と呼びかけ、「残りの9日間、音霊の夏を思いきり楽しみましょう!!」と9月1日までライブが行われることを告知。最後は「長い間、本当にありがとうございました!」と感謝の言葉で締めくくっている。