来日中の俳優 ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、女優の篠原涼子らが29日、都内で行われた映画『ワールド・ウォー Z』ジャパンプレミアに登場した。

映画『ワールド・ウォー Z』ジャパンプレミアのレッドカーペットに登場したブラッド・ピット(左)とアンジェリーナ・ジョリー

同作はマックス・ブルックスの長編小説『World War Z』を映画化した作品。この日は、観客500人、報道陣約150人(ムービー50台、スチール100台)が待つレッドカーペットに最初に登場したのは主人公の長女レイチェル役の吹き替えを担当した鈴木梨央と同じく次女コニー役を担当した佐藤芽。初めてのレッドカーペットに「すっごくドキドキしています。でもとっても嬉しいです」(鈴木)、「人がいっぱいでドキドキするけど、嬉しいです」(佐藤)と緊張しながらもしっかりコメント。続いて、登場したマーク・フォースター監督は「みんなで力を合わせて作った映画です。迫力のあるディザスター映画に仕上がっているので、是非、日本の全員の方に観てほしいですね」と同作への自信を覗かせ、プロデューサーのデデ・ガードナーも「プレミアに来てくれて本当にありがとう」を会場に溢れんばかりに集まった大勢のファンたちに感激した様子だった。

そして、主人公の妻カリン役の篠原涼子が背中の大きくあいたセクシーな衣装で登場。「アフレコをやっただけでここに立てるなんてすごく幸せです」とあいさつし、イベント前に言葉を交わしたというB・ビットの印象については「気さくでフレンドリーな方」と表現した。すると、ここでB・ピットとA・ジョリーが姿を現し、会場のボルテージは一気に最高潮に。

初めてA・ジョリーと顔を合わせた篠原は「すごく緊張するし、とてもキレイ」とうっとり。A・ジョリーから「グッドイブニングは日本語でなんていうの?」と質問され、「こんばんわですね」と教えると、会場いっぱいに集まったファンに向かって、大声で「こんばんわー!」と日本語で呼びかけ。「日本は大好き。子どもたちも(日本が)大好きで、今日は水族館とキディランドに行ったの。とにかく凄く楽しかったわ」と笑顔で話した。

集まったファンに丁寧に対応するA・ジョリー(左)とB・ピット

舞台挨拶に登場した左からM・フォースター監督、D・ガードナー、篠原涼子、B・ピット

その後、行われた舞台あいさつには、B・ピットをはじめ、篠原涼子、M・フォースター監督、D・ガードナーが参加。「私は日本、東京という街が大好きなので、今回また戻ってこれて嬉しく思っています」というM・フォースター監督を挨拶を皮切りに、「皆様、今晩この映画をご覧いただくわけですけど、どうぞ、楽しんで御覧ください」(D・ガードナー)、「とても素敵な作品で、スリル満点でハラハラドキドキするんですけど、それ以外にも家族愛、絆を大事にしている作品です」(篠原)、「一番大変だったのは、世界的な規模の作品だったので、そのスケール感を最後まで保つということ。とても面白い作品に仕上がったので、是非楽しんで下さい」(B・ピット)とそれぞれアピールしていた。映画『ワールド・ウォー Z』は、2013年8月10日より全国公開。