パーフェクトロン/inside-out

東京都台東区の上野の森美術館で、光を駆使した体験型の現代アート展「光のイリュージョン 『魔法の美術館』 ~Art in Wonderland~」が開催される。開催日時は9月6日~10月6日、開館時間は10時~17時(入場は閉館の30分前まで)。

体験し、感じ取れるアートを展示

同展は、これまでに全国18会場をまわり、累計で約50万人を動員した。その後も巡回先が後を絶たず、アンコール開催も含めて今回で23会場目となる。

展示されるのは、先端技術を駆使したアートの中でも、「見る・触る・参加する」を基本に制作された、インタラクティブ性(双方向性)を重視した作品。そのため、難解な芸術と思われがちな「現代アート作品」にもかかわらず、子どもは楽しみながらも大人のように芸術に触れ、大人は童心に帰って遊んでしまうような特別な空間が広がるという。

会場には、国内外のさまざまなエキシビションに出展しているアーティストたち11組の作品が登場。一枚の布越しにたくさんのビー玉が輝く「光であそぶ」や、壁に映る自分の影の一瞬が切り取られ、もうひとつの影となって壁の中に置き去りにされる「another shadow」、顔を動画で撮影しその映像に仮装メイクを施す「happy halloween!」など、光をモチーフとし、アナログな手法からデジタル手法までを用いた作品計19点を展示する。

アトリエオモヤ/光であそぶ

(C)Perfektron Photo : Keizo Kioku / ICC
(C)Atelier OMOYA