ロイヤルベビーの誕生に各国から祝福の声が寄せられている。写真はウィリアム王子(左)とキャサリン妃 (C)BANG Media International

英ウィリアム王子の妻キャサリン妃が22日、ロンドン市内のセント・メアリー病院で男児を出産した。生まれた男の子の体重は8ポンド6オンス(3799グラム)で、母子共に健康であるという。

ケンジントン宮殿の発表によれば、キャサリン妃はイギリスの現地時間で22日の午後16時24分にウィリアム王子との第1子となる男児を出産。ウィリアム王子もロンドン・パディントン地区にあるセント・メアリー病院内のリンド・ウィング特別病棟で出産に立ち会った。生まれた男の子の体重は約3,799グラム)で、母子共に健康。22日~23日にかけて病院で一夜を過ごすことになる。

また、イギリス王室をはじめ、キャサリン妃の実家の家族たちはもちろん、このロイヤルベビーの誕生が世界的に祝福されている。ウィリアム王子は、ケンジントン宮殿による公式なプレスリリースの発表前に、祖母にあたるエリザベス女王、父親のチャールズ皇太子、そして弟のヘンリー王子に電話をかけて出産を報告。さらに、イギリス王室の伝統的習慣として、バッキンガム宮殿前には王室の新生児の誕生を知らせる画架(イーゼル)が置かれた。

待望の第1子の誕生を迎えたキャサリン妃とウィリアム王子は、事前に赤ちゃんの性別を知ることを希望していなかったこともあり、英国民も男の子誕生のニュースに喜びもひとしお。キャサリン妃は現地時間の22日の早朝6時頃に陣痛が始まり、セント・メアリー病院に運ばれていた。

今回生まれたプリンス・オブ・ケンブリッジは、祖父のチャールズ皇太子、父のウィリアム王子に次いで王位継承順位が3位となる。

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