1970年代後半のインベーダーゲームを皮切りに、日本のゲームセンター文化は幕を開けました。いまやすっかりおなじみのゲームセンターは海外からも注目され、その歴史を中心に描かれた「100 Yen: The Japanese Arcade Experience」という海外のドキュメンタリー映画もあるほど。今回は日本のゲーセンでこれは面白い!と思ったものは何か、日本に住む20人の外国人に聞いてみました!

■太鼓を打つ(台湾/40代前半/男性)

■太鼓の機械が面白かった(スペイン/ 30代前半/男性)

■太鼓をたたくゲームは面白いと思いました(ドイツ/30代後半/男性)

■私はゲームが好きだからほとんど面白いと思いますが、特に「太鼓の達人」は楽しんでいます(トルコ/30代後半/男性)

一番人気だったのは「太鼓の達人」でした! 音楽に合わせて太鼓をたたくという分かりやすいルールは、みなさんとっつきやすいようです。太鼓の角をカッとやったり連打したりなど、たたき方に適度なバリエーションがあるのも楽しいですね。和太鼓の形や音が日本ならではのゲームという感じがしていいのかも。

■人形とかをとるゲーム。UFOキャッチャー(マリ/30代前半/男性)

■UFOキャッチャーです(イタリア/30代前半/男性)

■UFOキャッチャーです(インドネシア/40代前半/女性)

続いて好評だったのが「UFOキャッチャー」。ゲーセンならではのゲームですね。ターゲットのぬいぐるみやお菓子などにそれほど興味がなくても、UFOキャッチャーの中に入っていると絶対に手に入れてやる!と思えてくるから不思議です。

■ドラムセットが面白かった。後プリクラも日本特殊のものです(イラン/20代後半/女性)

■ドラムでたたくゲーム(ミャンマー/30代前半/女性)

先ほどの「太鼓の達人」に続き、音楽ゲーム(音ゲー)が楽しいとの回答です。ギターや鍵盤などのバージョンもありますね。本物の楽器をやってる人はふだんのクセがでてしまって、逆に難しいのだとか!?

プリクラは外国人の間では、かわいくしてくれるしいい思い出になるという意見もあれば、自分の顔のシールを作る発想がよく分からないという声もあります。

■「ダンスダンスレボリューション」は面白かったと思いました(アメリカ/30代後半/男性)

プレイヤーはもちろん、見ている方も楽しめるアクティブなダンスゲーム! 日本人よりもダンスが身近なアメリカ人、ゲーセンでみんなの視線をくぎ付けにしてください!

■ゲーセン用パチンコ(カナダ/20代後半/男性)

ピンボールマシンの発展系のようなパチンコ。本物のパチンコよりもギャンブル性が少ないのがちょうどいいのでしょうか。

■日本人は物静かな性格で、静かなところが好きな人たちなのに、あのようなうるさい場所にたくさんの人たちが集まっている、というところが私にはとても面白かったです(エジプト/40代前半/男性)

おとなしく控えめという印象の日本人が、ゲームセンターで盛り上がったり夢中になったりしている姿が意外で面白いという、少し違った視点からの回答でした。

ゲームセンターには行ったことがないという方もいらっしゃいましたが、多くの人が何かしらのゲームで楽しんだことがあるとのことでした。外国から来た友人を案内する際、ゲームセンターを取り入れてみるのも良さそうですね。