JR東日本盛岡支社と、第3セクター鉄道の青い森鉄道はこのほど、2013年9月28日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。

新青森駅(写真左)と青森駅(同右)

JR東日本盛岡支社の発表によれば、今回のダイヤ改正で東北新幹線「はやて24号」「はやて26号」が、それぞれ「はやぶさ8号」「はやぶさ10号」となるのに合わせ、青森~新青森間で乗継ぎに便利な列車を増発するという。増発列車は青森駅7時15分発、新青森駅7時21分着(新青森駅7時42分発「はやぶさ8号」に接続)と、青森駅8時18分発、新青森駅8時23分着(新青森駅8時34分発「はやぶさ10号」に接続)の2本。

一方、青い森鉄道は、JR八戸線へのアクセス向上を目的にダイヤ改正を行う。現行の二戸駅17時38分発青森行の普通列車(581M)を、二戸駅17時36分発、八戸駅18時14分着とし、八戸駅18時18分発久慈行の列車(455D)に接続させる。

現在、青い森鉄道の普通列車581Mの八戸駅到着時刻は18時16分で、八戸駅18時11分発の普通列車455D(久慈行)には接続しておらず、次の列車(八戸駅19時31分発の鮫行)まで1時間15分待たないと八戸線への乗換えができなかった。今回の改正により、乗継ぎにかかる時間がわずか4分となり、大幅に短縮される。

また、青森駅8時46分発、八戸駅10時12分着の列車(504M)を、青森駅8時45分発、八戸駅10時10分着とし、八戸線の列車433D(八戸駅10時13分発の久慈行)との乗継ぎ時間を現行の1分から3分へと延ばす。