女優の深田恭子が、俳優の濱田岳と岡田将生のW主演映画『偉大なる、しゅららぼん』(2014年春公開)に出演することが23日、明らかになった。

映画『偉大なる、しゅららぼん』で淡十郎(濱田岳)の姉・清子を演じる深田恭子

小説家・万城目学の同名小説を原作に、映画『犬とあなたの物語 いぬのえいが』(2010年)などで知られる水落豊監督がメガホンを取った。舞台は琵琶湖畔の町・石走。江戸時代から現存する石走城の本丸御殿に住み、代々"不思議な力"を伝承してきた一族・日出家が、歴史をも揺るがす大騒動を巻き起こしていく。濱田は、日出家の跡取りで、最強の力の持ち主とされる高校生・淡十郎を、岡田は高校入学を機に分家から日出一族の本家に居候し、淡十郎や宿命に振り回される高校生・涼介を演じる。

「清子は乱暴な言葉づかいでびっくりするようなセリフも言います」と語る深田

深田が演じるのは、淡十郎の姉・清子。能力が強すぎるため社会生活になじめず、城に引きこもっては赤ジャージ姿で白馬を乗り回している。淡十郎が唯一逆らえない相手で、言葉も乱暴。自分勝手なように見えるが実はそこにはある理由がある。約1カ月間、琵琶湖周辺でのオールロケに臨んだ深田は、「共演者の皆さまとも本当に仲良くしていただいて、すべてがあまりにも楽しくて帰りたくないほどでした」と充実した日々を振り返り、「撮影が終わったばかりの今から、仕上がりが楽しみでなりません」と期待を寄せる。

また、共演の濱田と岡田について、「いつもお2人が本番前に、学ランの一番上のボタンをお互いにとめあっていて、その様子がとてもかわいらしくほほえましく見ていました」と現場での思い出を語り、「撮影が進むにつれ、マレーボ(馬の名)の気持ちがわかるようになるほど、大好きになった乗馬シーンも楽しみにしてください」とアピールしていた

(C)2014映画「偉大なる、しゅららぼん」製作委員会 (C)万城目学/集英社