パリ・サンジェルマンFCからの現役引退を発表したばかりのデヴィッド・ベッカム (C)BANG Media International

今季限りでフランスのフットボールクラブ、パリ・サンジェルマンFCからの現役引退を発表したばかりのデヴィッド・ベッカムは、引退後の1年でファッション業界での仕事に本腰を入れていくという。

デヴィッドは、歌手からデザイナーに華麗に転向した妻のヴィクトリアを見習って、今後複数のファッション・ラインを展開するらしい。デヴィッドが所属し、サイモン・フラーが率いるマネージメント会社19エンターテイメントの広報担当者はWWDに「来年にかけてデヴィッドのビジネスは急成長するでしょうね。デヴィッドが世界を舞台に何をできるかという点においては、限界はないと言えます。ヴィクトリアが成し遂げた業績を見てくださいよ」と話す。マネージメント会社側は、デヴィッドの引退については言及していないが、デヴィッドが今後もアディダスなどさまざまな企業と提携を続けるだろうと述べている。

また、デヴィッドは現在H&Mと提携して下着ラインをプロデュースしていて、H&Mは年内にも新作ラインを展開すると発表。H&Mの広報担当者はVogue.co.ukに次のように話している。

「デヴィッド・ベッカムは素晴らしいスポーツマンで、ファッションにおいてもアイコン的存在です。我々にとっては今後もその評価は変わりません。我々はデヴィッドとのコラボレーションを喜んでいますし、この秋にも新たなコレクションを展開することを楽しみにしています」

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