新作映画で自らの亡き母を演じるというアンジェリーナ・ジョリー (C)BANG Media International

アンジェリーナ・ジョリーが、新作映画で自らの亡き母を演じるという。

87%の確率で乳がんを、さらに50%の確率で卵巣がんを発症する可能性があるBRCA1と呼ばれるがん遺伝子があると診断され、両乳腺切除を行ったと先週告白したばかりのアンジーだが、新作で2007年に56歳で卵巣がんのため他界した母親のミシェリーヌ・ベルトランさんを演じるようで、パートナーのブラッド・ピット率いる映画製作会社プランBがその製作を手がけるといわれている。肝心の作品名や物語については明かされていないが、複数の報道によれば、本作は伝記映画で来年にもプロダクションを開始する予定であるものの、公開予定日等の詳細は決まっていないという。

娘のアンジーと同様に、母親のミシェリーヌも生前、アフガニスタンの難民女性たちの支援を行うなど慈善家のとしても有名で、また、婦人科系のがんと闘う女性を支援することを目的とした団体「ギブ・ラブ・ギブ・ライフ」を設立するなど積極的に活動を行っていた。

ブラッドと共に、11歳のマドックス、9歳のパックス、8歳のザハラ、6歳のシャイロ、そして4歳の双子のノックスとビビアンの計6人の子供たちを育てているアンジーは以前、亡き母のことを"優美さの化身"と表現していた。「兄と私が良い状況にいることを見られて逝ったのは幸運なことだと思ってるの。母は家族みんなが落ち着くまで待っていたのよ。そして目を閉じたの」

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