2012年に開催された「KING RECORDS Presents Dream Vocal Audition」で1万人の中から「Dream Vocalist loved by ヤングマガジン賞」に選ばれた上野優華が、映画『トイレの花子さん 新劇場版』(6月29日公開)の主題歌「君といた空」でメジャーデビューを果たすことが、このほど明らかになった。

映画『トイレの花子さん 新劇場版』の主題歌「君といた空」でメジャーデビューを果たす上野優華

主題歌に採用された「君といた空」は、上野にとってのデビュー曲となり、7月24日にシングルリリースされる。数量限定生産盤となる「極上盤」(1,500円)には、カップリングに「ありがとうを君へ」が収録されるほか、特典としてヤングマガジンとコラボレーションした写真集を封入。マキシシングルにDVDが付いた「豪華盤」(1,500円)には、両曲のほか「サマープリズム」も収録し、DVDには、「君といた空」のミュージックビデオに加え、メイキング映像が収められている。

また、同作で主演を務めることもすでに決定しており、4日付けのブログでは喜びと共に「初めての演技。初めての撮影現場。本当に不安なことがたくさんありました」と胸中をつづり、「本当に私で大丈夫なのかな? とマイナスに考えてしまうこともあったけど、共演者の方やスタッフの方、みなさんのおかげでがんばれたし、段々と現場になれていくこともできました!」と振り返っている。

『トイレの花子さん』は、1995年と1998年にも映画化され、今回は15年ぶりに完全な新作として帰ってくる。上野が演じるのは、東京から母と2人で祖母が住む田舎町に引っ越してきた高校1年生・長沢さよ。さよは、転校初日に友達になった真帆がクラスでいじめを受けていることを知りながら、仲間はずれになることを恐れて助けることができなかった。しかし、トイレに閉じ込められていた真帆のことが気になり、学校に戻ってみると真帆は不自然な死を遂げていた。

「KING RECORDS Presents Dream Vocal Audition」は、キングレコードが新たな歌姫を発掘することを目的として開催した全国オーディションで、講談社協力のもと行われた。1万人を超える応募が殺到し、その中から塩ノ谷早耶香、泉彩世子、上野優香の3人がグランプリに選ばれた。