片膝立ちをして上半身を前に倒し、背中でつま先をつかむ

整体師の大山奏です。身体の中にはリンパ液が流れているのをご存知の方も多いでしょう。リンパの流れが良くなると、冷え性の改善や生理痛の痛みの改善などが期待でき、身体が本来持っている自然治癒力を取り戻すことができます。

特に足の付け根の部分には、リンパ液が大量に流れている部分があります。そこで今回は、太ももから腰までを伸ばしリンパの流れを良くするストレッチを紹介します。

太ももから腰までを伸ばす

Step1:膝立ちをし、片膝だけを前方に出します

Step2:支えの膝は地面につけたままにして、前後に脚を開きます

Step3:地面に膝をつけた方の脚を曲げて、背中でつま先をつかみます

身体が硬いとStep3ができないかもしれません。Step2でも十分にストレッチ効果があるので、徐々に慣らせていきましょう。膝を突いている足の太ももの付け根がきちんと伸びていることを感じながら、重心を少しずつ前に移動させるといいです。

身体を前に倒しながら、3回腹式呼吸をします。倒す時に息を吐き、2回目、3回目に息を吐く時にだんだん前への力を強めていきます。

身体の冷えがひどい時にオススメ

太もも付近のリンパや血流が滞ると、下半身へエネルギーがうまく回らなくなります。その結果、足が冷えたりむくみの原因になったりします。足先が冷えて眠れない時に少し行うだけでも効果があるので、眠れないなと思ったら是非試してみてください。

上半身の角度で強度をアップ!

このストレッチでは、上半身の角度で強度を高められます。身体を前に倒す時、上半身全体で倒れる方が楽です。強度をアップさせたければ、Step2の状態から背筋を伸ばしたまま上半身を地面と垂直になるように上げていきます。完全に垂直状態になったら、立てている方の足に両手をのせ、上下に少し動くとより筋肉が伸びている感覚が分かるはずです。

現代は食生活の変化などにより、夏でも身体が冷えている人が多いといいます。体温が人よりも低いと言う方は、しょうがや七味を料理に加えるなど、身体を温める食材を選ぶなどすると相乗効果が期待できます。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。

「ひよっこライター大山奏」