整体師の大山奏です。背中は脂肪がついてきても気づきにくい部分です。もし脇の後ろ側の肉が摘めるようであれば、ストレッチで代謝を上げて、後ろ姿を格好良くしてみませんか。今回は広背筋(こうはいきん)と言う、背中全体を覆っている大きな筋肉に効くストレッチを紹介します。同時に肩こりの予防にもなりますよ。
広背筋ストレッチ
Step1:両足を肩幅ぐらいに開いて姿勢よく立ちます
Step2:両手を前で組み背中を丸めながら、左右の肩甲骨を思いっきり引き離すように腕を前に出します
Step3:10秒ほどしたら一度脱力し、3回ほど繰り返します
脱力の際は一瞬で力を抜きましょう。ストレッチには緊張と弛緩(しかん)の繰り返しが大切です。肩こりがひどい人は背中の皮膚が引っ張られたり、腕に抵抗を感じたりするかもしれません。筋肉が固まっている証拠なので、3回でも伸びきっていないと感じたら、回数を増やしてもOKです。注意する点として、腕を前に出す時にあごをあげずに下を向きましょう。
服を脱いだ時にストレッチ
デスクワークを終えて帰宅後に服を着替えたら、緊張が少し解けたという経験はないでしょうか。逆に言えば、服を脱ぐまでずっと力が入っていたということです。
楽な格好に着替えたら、まず肩のストレッチをしてみてはいかがでしょう? 家の中でのリラックスタイムにスイッチを入れる、と考えるといいかもしれません。
実はバランスをとるのに重要な広背筋!
広背筋は運動中に上半身のバランスをとるという役割があります。とっさの時に腕が動くかどうかにも関わってくる大切な筋肉です。背中に脂肪がついていると、姿勢よく歩いてもキレイに見えません。鍛えることで、スラっとした後ろ姿になる効果もあります。
筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログでは日々の出来事を思うままにつづっている。
「ひよっこライター大山奏」