新職場復帰システム「スマートウーマン推進プロジェクト」 育児休職から復職までのフロー

ローソンは4月11日より、育児休職中の女性社員が抱える職場復帰への不安を解消するため、環境に配慮した新職場復帰システム「スマートウーマン推進プロジェクト」をスタートした。

育児・主婦経験を生かせる新職場復帰システム

同社は多様な人材の活用を図り、社内を活性化するため、女性の積極採用を進めている。2009年からは女性社員が安心して出産や育児できるよう、育児休職期間を最長3年間設けている。

同プロジェクトは同社の子育て支援策のひとつで、育児休職を取得した女性社員がスムーズに職場復帰できるように実施するもの。復職後半年から1年程度は、期間限定で働きながら子育てをする女性の視点で商品開発(オリジナル商品・ローソンセレクトなど)のモニター、商品開発への提案などを行う。

また、女性視点での店舗の棚割り提案も実施。買い物しやすい売り場の実現に携わる。その他、商品、サービス、接客、店舗雰囲気等に生かすため、社内外の女性の意見を収集・提案商品やサービスに対するレポートを行う。

期間限定で商品開発や社内外の意見収集などに携わった後は、休職前の部署に配属。同社はこのプロジェクトにより、子育てママをはじめとする働く女性の"お客様"としての視点や意見を結集。女性ならではの視点を生かした商品開発や店舗づくりを進めていくという。