ここのところの奇行で一気に今の地位から転落する可能性も指摘されているジャスティン・ビーバー (C)BANG Media International

カナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーが、活動休止を仄めかしていることが各メディアで報じられている。

つい先日も暴行疑惑が浮上するなどゴシップに絶えないジャスティンだが、ヨーロッパ公演を終えて以来、次のキャリアの進むべき道が見えなくなっていると今回USウィークリー誌に明かしている。「次の新作アルバムやツアーのことを考えてるんだ。でももしかしたら休みを取るかもしれないよ。考え中さ。19歳だったらいろいろ悩んだって当然だろ?」

ロンドンでパパラッチと口論、ステージで酸欠を起こして倒れるなど災難続きだったこともあり、最近になって元ティーン・アイドルだった経験を持つ現在32歳のクリスティーナ・アギレラは、ジャスティンに充電するためにも活動を休止した方がいいと勧めており、次のように話している。

「毎日生活しつつ、カメラの前で成長して大人になっていくのって大変なことなの。年齢を重ねるにつれて、自分の時間をもってカメラの前から一歩引き下がり、自分自身を見つめなおしながらリフレッシュすることで、一皮剥けたアーティストになるものなの。(ジャスティンに)一言言いたいわ。本来の自分を見失って、あえて無理して自分を変えたり、前に進もうと思っちゃだめって。私はずっと自分に正直になって、自分のルーツに逆らわずに生きてきたし、地に足をつけて自分の心があまり放浪しないようにしていたわ」

さらには最近になって、『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』を監督を務めたジョン・M・チュウもジャスティンを擁護する発言をしている。「あの子のことは大好きさ。いい奴だよ。素晴らしい才能を持っているしね。でも、まだ彼は成長してる段階なんだ。何とかして悩みを解決しようとしてるんだよ。僕が思うに、彼は何をするにしても一歩下がって考えてみるのがいいんじゃないかな。彼が1人の人間としてそうしてるのもわかっている。でもね、とってもいい奴だから、これからもそうあり続けると思うよ」

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