映画『HK / 変態仮面』(4月13日公開)のヒロインを務めることでも話題の女優・清水富美加が、8月21日から28日まで東京・こどもの城 青山円形劇場にて上演される舞台『心霊探偵八雲 いつわりの樹』に出演することが25日、明らかになった。

舞台版『心霊探偵八雲 いつわりの樹』に出演する久保田秀敏(左)と清水富美加

原作は、作家・神永学が手掛ける小説シリーズ『心霊探偵八雲』。舞台上演のために書き下ろされたオリジナルストーリーで、2008年に東京・青山円形劇場にて上演され、今回メインキャストを一新しての再演が決定した。

清水が演じるのは、主人公・斉藤八雲に惹かれていくヒロイン・小沢晴香。出演決定の知らせを聞いた時を、「舞台はずっと挑戦したいと思っていたので、決まった時はすごくうれしかったです」と振り返りつつ、「ですが、ヒロインと聞いて不安な気持ちにもなりました。初舞台でそのような位置でしっかりと役割を果たせるのかなぁ、 なんて」と胸の内を明かす。それでも、「それは一瞬! 一緒にこの舞台に携わる方々からご指導いただき、不安をワクワクに変えて、絶対良い舞台にしたいと意気込んでいます!」と気合は十分のようだ。

一方、生まれつき死者の魂が見えるという赤い左眼を持つ男・斉藤八雲には、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで大人気キャラクター仁王雅治役を演じた久保田秀敏。「いい意味で皆さんを裏切れるように僕なりの八雲を作っていきたいと思います」と語り、初主演作品となる舞台に向けて「新たな可能性の場、発信のステージになれるよう、観に来ていただいた皆さん全員が心に残る何かを掴んで帰って頂けるように最高の舞台にしたいと思います」と意気込んでいた。