シルベスター・スタローン主演で映画化された『ジャッジ・ドレッド』(1995年)の完全リブート作品である2013年2月16日公開の映画『ジャッジ・ドレッド』の特別映像が公開された。

(C)Rena Films (PTY) Ltd. and Peach Tree Films Ltd.

法の番人として陪審員 / 裁判官 / 刑執行の権限が与えられる主人公ドレッド(カール・アーバン)が使う銃、ロウギバー(処刑銃)。この銃は、一見普通の銃に見えるが、掛け声ひとつで様々な種類の弾丸を発射する特殊な武器だ。このたび公開された特別映像では、ロウギバーから白熱弾、焼夷弾、スタンガン、破壊弾といった様々な種類の弾丸が発射されるシーンを収録され、それぞれの弾丸が持つ効果を見ることができる。ドレッドを演じたカール・アーバンはロウギバーについて、「ロウギバーは9ミリ(拳銃)をベースにした完全に機能する武器だ。だから実際に発砲できるし、オートマチックやセミオートに変えられる。想像しなくても実際にそこにあるんだ」とロウギバーが本物の銃を加工して作られたものであることを明かした。

時は未来。荒廃したアメリカは、東海岸沿いに広がるメガシティ・ワンと呼ばれる都市を残すのみとなっていた。政府も国家も消え去り、そこで唯一秩序を守り続けようとするエリート集団"ジャッジ"。彼らには、法の番人として陪審員、裁判官、そして刑執行の権限が与えられており、その頂点に立つ男がドレッドだ。とある日、ドレッドは、新人のアンダーソンと共に、悪名高きギャング、マーマ一味が支配する200階建ての縦型ビル、ピーチ・ツリーへと乗り込む。しかし、マーマはビルを完全シャットダウンし、ビルの全住人に向けて二人を追い詰めて発見次第、殺すように命じる。その数75,000人。出口はない。生き残りを賭けた、危険で血も涙もない戦いが始まった。

映画『ジャッジ・ドレッド』は、2013年2月16日より、渋谷TOEI、新宿ミラノ2ほか、全国ロードショー。