JR東日本千葉支社は、2月9~11日の「SLおいでよ銚子号」「DLおいでよ佐原号」運転(成田線佐原~銚子間)に合わせて実施する記念イベントの内容を発表した。

C61形20号機が牽引する「SLおいでよ銚子号」(イメージ)

運行に先立ち、2月1日より記念入場券を販売開始。硬券入場券(140円)5枚と台紙のセットで、1セット700円。佐原・銚子両駅にて、各6,000セットを販売する。

運行初日の2月9日は、佐原駅と笹川駅にて出発式を、銚子駅では到着式を行う。佐原駅では香取市長・JR千葉支社長・こども駅長が、笹川駅では東庄町長とこども駅長がそれぞれ出発合図を務める。銚子駅では、地元高校の吹奏楽部による歓迎演奏や花束贈呈、ヘッドマーク受け渡しなどを行う。

運行期間中は、佐原・笹川・銚子の各駅にて歓迎イベントを実施。物産展の開催や子供用ミニ駅長制服・制帽での撮影会、駅長犬・チーバくんの登場などの共通イベントに加え、各駅での独自イベントも企画されている。佐原・銚子の両駅では、SL記念弁当とSL記念どら焼きを発売。銚子駅では、記念プレートやミニヘッドマークなどの運行記念グッズも販売される。なお、記念グッズはSL列車・DL列車の車内でも購入可能。

同社では、SL列車・DL列車の通過時に、一般市民が沿線から手を振って歓迎の意を表す「手を振ろうプロジェクト」も企画。手を振ることに加え、SL・DLへのメッセージを横断幕に作成し、自由にアピールしてほしいと沿線住民に呼びかけており、好きな色を塗って手を振るときに使用できる、手の形を印刷した専用チラシも配布している。専用チラシの配布は、成田線成田~銚子間のおもな駅と潮来駅、鹿島神宮駅にて実施(なくなり次第終了)。JR東日本千葉支社公式サイトからもダウンロードできる。2月9日のSL運転時には、沿線で手を振る様子を動画で撮影し、後日その映像をJR東日本千葉支社公式サイトにて公開するという。