2013年3月30日(土)に公開されるアニメーション映画『ドラゴンボールZ 神と神』の予告編が22日、公開された。

映画『ドラゴンボールZ 神と神』メインビジュアル

「この世には星や生命を生み出す神様と、星や生命を破壊する神様がいる」と世界の理を説くナレーション、そして「オッス! ちょっとオラと戦わねえか?」と懐かしい孫悟空の声から始まるこの予告編は、その後、破壊神ビルスの圧倒的力にも屈せず、18号、天津飯、ピッコロが次々と戦いを挑んでいく姿や、悟天とトランクスのフュージョン、スーパーサイヤ人となった悟飯、ベジータなどおなじみのキャラクターが総出演。

そして破壊神ビルスの放った太陽のように赤く燃える巨大な光球を全力で抑える悟空の姿でスピード感のあるバトルシーンで、映像は突如ブラックアウトする。そして孫悟空の「かめはめ波」を咆哮とともに、足元には青い地球が広がり、ドラゴンボールの代名詞とも言える主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」のイントロが高々と鳴り響くという否が応にも期待感を掻き立てられる予告編に仕上がっている。

『ドラゴンボールZ 神と神』は、原作者の鳥山明自らが、初めて脚本の段階から深く制作に関わり、これまで一貫して鳥山作品を映像化してきた東映アニメーションの最新技術によって映画化。先日にはポスタービジュアルも公開され、孫悟空と拳を交える破壊神ビルス、そして遥か遠くの空に浮かんでに見えるウイスと、新キャラクターも判明。ビルス役は山寺宏一、ウイス役は森田成一が担当することも発表されている。

舞台は、アニメーションシリーズ『Z』と『GT』の間、つまり原作517話で魔人ブウとの戦いが終わった後から518話までの空白の10年の間のエピソードであり、長い眠りから目覚めた全宇宙のバランスを保つ破壊の神・ビルスとの戦いが描かれる。フリーザを倒したサイヤ人の噂を聞きつけ、界王星にいる悟空の元へやってきたビルスとウイス。久々に現れた強敵にワクワクし、界王の忠告を無視してビルスに戦いを挑んだ悟空は、その圧倒的なパワーを前に敗れてしまう。「地球にはもっと破壊しがいのあるヤツがいるといい……」不気味な言葉を残してビルスはその場を去り、ベジータ、悟飯ら地球の戦士たちにも忍び寄るビルスの脅威。はたして悟空たちはビルスの破壊を止めることができるのか。圧倒的な破壊者と地球最強の戦士たち――新たな『ドラゴンボール』サーガがここに誕生する。

(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2013ドラゴンボールZ」製作委員会