JR東海はこのほど、在来線土木構造物の耐震化計画を発表した。

JR東海が在来線の地震対策をさらに推し進めることに(写真はイメージ)

同計画はピーク時1時間あたり片道10本以上の列車が通る高密度線区の高架橋柱と橋脚、および東海地震において強く長い地震動を受けると想定される区間の高架橋柱、ならびに1日5,000人以上が利用し橋上化の計画がない駅舎が対象となる。

耐震化工事の対象となる高架橋柱は、静岡地区・浜松地区・富士地区の約2,930本。橋脚は高密度線区の4基、駅舎は7駅がそれぞれ対象となる。駅舎の耐震化を除き、約45億円を投入。駅舎耐震化の費用は今後別途精査する。2018年3月までの完了をめざす。