世界中で1,500万枚以上のアルバムを売り上げ、多くの人々に愛されてきたジェニー・リベラ (C)BANG Media International

メキシコ系米国人のシンガーであるジェニー・リベラが9日、飛行機事故で亡くなった。43歳だった。

ジェニーの乗った小型飛行機リアジェットは、9日にメキシコ中心部トルカに向かう途中、同国北東部ヌエボ・レオン州イトゥルビデにて墜落。ジェニーの父親ペドロ・リベラさんによれば、パイロットも含め同機に搭乗していた7人全員が今回の事故で命を落としている。事故の原因は不明。現在事故現場で調査が行われている最中で、運転免許証と衣服の一部が発見されたという。

1969年7月2日、米カリフォルニア州ロングビーチにて生まれたジェニーには、カリフォルニアにある劇場、ギブソン・アンフィシアターでのチケットを完売させた初めてのメキシコ系ミュージシャンであり、世界中で1,500万枚以上のアルバムを売り上げている。ラテン・グラミー賞にノミネートされたこともあり、音楽活動以外にも米リアリティー番組「チキッス&ラク― C」「アイ・ラブ・ジェニー」などに出演し人気を博していた。

音楽オーディション番組『ザ・ヴォイス』のメキシコ版『ラ・ボス… メヒコ』のコーチを努めていたジェニーは今回、同番組収録のためトルカに向かっていたという。同番組の制作陣は事故当日の晩、ジェニーを亡くし「悲しみに暮れて」いる旨の声明を発表し、遺族や友人、ファンに対しお悔やみの言葉を公式ウェブサイトに寄せている。さらに同番組では、予定されていた通常プログラムの代わりにジェニーの追悼特別番組が放送された。

ジェニーは前日8日にメキシコのモンテレイでライブを行い、9日の早朝3:30頃に自家用機でトルカに向かったがおよそ10分後に連絡が途絶えてしまったという。8日のライブ終了後には、メジャーリーガーの夫、エステバン・ロアイザとの離婚について会見を開いたばかりで、彼女には前の2人の夫との間に5人の子供が残されている。