2013年1月26日公開の映画『ストロベリーナイト』のプレミアイベントが6日、東京・六本木ヒルズで行われ、主演の竹内結子をはじめ大沢たかお、宇梶剛士、丸山隆平、津川雅彦、渡辺いっけい、遠藤憲一、高嶋政宏、武田鉄矢、佐藤祐市監督が出席した。

映画『ストロベリーナイト』のプレミアイベントに出席した大沢たかお(左)と竹内結子

2012年1月から放送されたフジテレビ系のドラマ『ストロベリーナイト』。主演の竹内結子が、ノンキャリアながら20代で警部補に昇進した智力と美貌の女刑事・姫川玲子を好演し、平均視聴率15.4%という好記録を樹立して話題を集めた。ドラマの最終回で発表され、いよいよ年明けに上映される映画版は、暴力団構成員が立て続けに殺されるというヤマを追う姫川が、事件のカギを握る暴力団幹部の牧田勲(大沢たかお)と出会い、立場を越えて惹かれていくというストーリーとなっている。

この日は一般客を交えてのレッドカーペットイベントが行われ、キャスト陣がカーペットを闊歩しながら登場。その後、舞台上にあがった竹内は「控え室が黒いスーツの男たちで、ちょっと『アウトレイジ』っぽかったです。怖い(笑)」と笑わせつつ、「それだけ層の厚い作品になっていますよ」とアピール。劇中で演じた姫川と似ている部分については「言葉はキツイですけど周りの人たちに愛情を持っているところや真っ直ぐなところですかね」と回答した竹内に対し、映画版からの参加となった大沢は「ドラマを見ていてファンでしたから、生の姫川さんに会えて楽しかったしすごくカッコ良かったですよ」と絶賛していた。

また、MCからの「ドラマも含めて竹内さんに優しくした人は?」という質問に、渡辺いっけい以外すべてが挙手。「かなり優しくしましたよ。僕は先に終わる日もあって、お腹が減っている竹内さんに『新大久保のいい韓国料理屋さんにこれから行くんですよ~』と優しく接してましたよ」という高嶋に、竹内は「高嶋さんは嫌がらせですよね。深夜に及ぶ撮影の中、先に帰る背中の晴れ晴れしいこと。姫川にそのようなプレーはやめていただいたいかな」と一蹴。唯一挙手しなかった渡辺は「僕は役に入り込むタイプなんです」と話すも「竹内さんとは睨んで話すシーンがあったんですけど、ラブシーンのようにドキドキしてセリフを忘れてしまいました。僕の役者人生で初めてです」とベタ褒めだった。

映画『ストロベリーナイト』は、2013年1月26日より全国公開。