西武鉄道の"エコパートナー"メスの子ヤギの名前が「はな」に決定した。同社は2009年8月から、池袋線武蔵横手駅の線路脇にある社用地で、CO2削減を目的としたヤギの飼育に取り組んでおり、ヤギに草を食べさせることで従来の機械による除草に替えている。

名前が決まり、少し誇らしげな様子の「はな」

今回、名前が決まった子ヤギは今年5月に誕生。8~9月に名前の公募を行っていた。のべ833件の応募があり、最も多かった名前が「はな」の110件だったという。生まれた時期はちょうどハナミズキの花が咲く季節でもあり、太陽に向かって咲くハナミズキの花のように、明るくきれいに育ってほしいとの願いをこめて採用された。

名前の決定を受け、西武鉄道では10月24日、武蔵横手駅「ヤギ広場」にて命名記念式典を行う。同一名称応募者の中から、抽選で選ばれた「名付け親」に記念品を授与するほか、ハナミズキの植樹を行うとのこと。