この騒動は、マライア・キャリーがニッキーに向かって何度も喧嘩をふっかけ、その後も「メス犬」などと罵倒し続けたことが原因だとされているがはたして。写真はその煽りをくらい、あたかも"(紛争を調停する)国連"の立場のようだったというキース・アーバン (C)BANG Media International

先日、米ノースカロライナ州シャーロットで行われた『アメリカン・アイドル』の収録中に起きたマライア・キャリーとニッキー・ミナージュの大喧嘩だが、2人と共に審査員を務めるキース・アーバンが憤慨しているという。

ニッキーがマライアを脅すまでの事態に発展したため、急遽中止せざるを得なくなった今回の収録だが、喧嘩の最中に2人と共に審査員を務めるキースとランディ・ジャクソンは間に挟まれて、あたかも"(紛争を調停する)国連"の立場のようだったという。現在キースはかなり憤慨している状態だと関係者がシカゴ・サン・タイムズ紙に明かしている。

「キースは本当に物腰が柔らかくて、愛すべき、素晴らしい人物。こんな喧嘩に巻き込まれるために彼は『アメリカン・アイドル』の審査員になったわけじゃない……キースはこういうひどいもめ事は大嫌いなんです」

一方、当事者のマライアはニッキーの脅しに危険を感じたのか、この騒動の直後に新たなセキュリティー担当者を雇ったらしい。マライアはバーバラ・ウォルターズがホストを務めるABCのトーク番組『ザ・ビュー』で声明を発表し、喧嘩の最中にニッキーが「もし私が拳銃を持っていたら、絶対にあのクソ女にぶっ放しているわ」とマライアを脅していたことを複数の現場スタッフが聞いたという事実も明らかにしている。

番組でバーバラは「マライアはとても心配しています。彼女には(夫ニック・キャノンとの間に)モロッカン君とモンローちゃんという双子がいるんです。何か実際に起こるとは思っていませんが、予測できないニッキーの言動を考慮すると、マライアとしては運任せというわけにはいかないので、新たなセキュリティー担当者を雇ったというわけです」と語っており、さらに一方のニッキーがこの騒動について全く謝罪しない状況を次のように解説している。

「ニッキーはこの騒動について謝罪もしてないんです。ただその後のミーティングでは2人一緒に出席しています……しかしその最中ですら、ニッキーは『マライア、愛してるわ。でも、また私たちケンカするかもね』とまで言ってるんですよ。マライアはこういうことがあって精神的に不愉快に感じてると言ってましたが、彼女は番組のオーディション出場者たちのことを育てていくこの仕事を愛していて、番組出演を続行するつもりですね」

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