映画『オズの魔法使い』でドロシーが履いたルビーの靴がイギリスに初上陸

ディズニーの『白雪姫』の大ヒットに触発され、1939年にメトロ・ゴールドウィン・メイヤー社が製作したファンタジー・ミュージカル映画『オズの魔法使い』でドロシーが履いたルビーの靴がイギリスに初上陸する。

今回公開されるのは、ジュディ・ガーランド主演で公開された本作のアイコニックな靴で、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)で10月20日から2013年1月27日まで開催される特別展「ハリウッド・コスチューム」にて披露される。普段はワシントンのスミソニアン博物館に収められているドロシーの靴は、今回初めてアメリカ国外での展示となり、ジュディが劇中で着用した白と青のギンガムチェックのワンピースと一緒に展示され、こちらもも初の試みとなる。

また、同展示会のシニア・ゲストキュレーターでハリウッド映画の衣装デザイナーでもあるデボラ・ナドゥールマン・ランディスは、V&Aにてドロシーの靴の展示を実現するのに5年を費やしたとも報道されている。

ただ、V&Aでの展示は10月20日(土)から11月18日(日)までの限定展示となり、その後は『オズの魔法使い』が毎年テレビ放映される米感謝祭の祝日のためにアメリカ側に返却される見通しで、その後は同靴のレプリカがV&Aの展示用に使われるという。

『オズの魔法使い』の劇中では計4足の靴が使用されていて、過去にはレオナルド・ディカプリオがその内の1足を購入しアカデミー協会博物館に寄付しており、またもう1足はレディー・ガガが25歳時の誕生日プレゼントとして所有している。

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