アイドルグループAKB48の東京ドームコンサート「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」の初日公演が行われ、AKB48劇場の戸賀崎智信支配人から各チームメンバーの入れ替わりと移籍などが発表された。

東京ドームコンサート「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」の初日公演を行ったAKB48 拡大画像を見る

戸賀崎支配人はコンサート終盤でステージに登場し、「2012年8月24日、AKB48は新たに組閣します!」と宣言。その内容はまず、チーム4をなくし、チームA、K、Bの3チーム制に移行する。1チームの定員はこれまでの16人から増えることになり、ステージに立てるのは毎回その中の16人になる。

前田敦子が卒業することに伴い、高橋みなみがAKB48総監督に就任する。各チームのキャプテンは、新たに篠田麻里子(チームA)、大島優子(チームK)、梅田彩佳(チームB)が就任する。

北原里英はSKE48(チームK兼任)、横山由依はNMB48(チームA兼任)を兼ねることになり。宮澤佐江と鈴木まりやがSNH48に、仲川遥香と高城亜樹がJKT48に移籍することも発表された。衝撃的なサプライズに会場からどよめきが起こった。また、光宗薫、大島涼花、武藤十夢が研究生から正規メンバーに昇格した。

コンサートは、1期生による「PARTYが始まるよ」で幕開けし、「会いたかった」には、AKB48の初期を支えSDN48に移籍した卒業メンバー7人も登場。オープニングアクトを盛り上げた。念願のドーム公演に、高橋みなみは「泣かないと決めていたんですけど…」と早くも目を潤ませ、大島優子に「キミのダムは緩いね~」とツッコまれる場面もあった。

また、「7時12分の初恋」では前田敦子が、これからグループを担っていく川栄李奈、島崎遥香、高橋朱里(以上、歌唱時チーム4)、向田茉夏(SKE48チームKII)とともにパフォーマンス。トークでは「ポンコツって呼ばれてるんだってね」と島崎をいじりながらも、「私に憧れてくれてうれしいけど、みんなそれぞれ自分の色を出せるようにね」と後輩にアドバイスを送っていた。