NTTドコモ東海支社と中日本高速道路(以下、NEXCO中日本)はこのほど、新東名高速道路の商業施設「NEOPASA(ネオパーサ)」の情報を提供するAndroid向けARアプリ「NEXCO中日本サービスエリアARガイド」の提供を開始した。

同アプリは、急速に拡大するスマートフォンユーザーに向けて提供するもので、AndroidスマートフォンのAR(拡張現実:Augmented Reality)技術を活用している。同技術は、デジタルカメラにより目の前の景色が映し出された画面上に、その場所や対象物(建物・看板など)に関連する付加情報(文字・画像)を重ねて表示するバーチャルリアリティの一種。

使用方法は、アプリを起動してAndroidスマートフォンを進行方向にかざすと、目の前の景色とともに、「NEOPASA」の場所をARアイコンとして画面上に表示する。表示されたアイコンをタップすると、店舗の営業時間といった基本的な施設情報に加え、グルメや土産などのお勧め情報、商業施設内で利用できる「割引クーポン」が取得可能となるという。

「NEXCO中日本サービスエリアARガイド」表示イメージ

アプリ対応施設は、「NEOPASA駿河湾沼津(上下線)」、「NEOPASA清水(集約)」、「NEOPASA静岡(上下線)」、「NEOPASA浜松(上下線)」の計7カ所。なお、「割引クーポン」については、NTTドコモの回線にて同アプリを利用するユーザーのみが対象となる。また、トンネル内など見晴らしの悪い場所では位置が確認できない場合があるとのこと。

提供期間は2013年3月15日までで、料金は無料(別途パケット通信料が必要)。対象機種は、Android 2.2以上を搭載したスマートフォンとなる。ダウンロードは、NEXCO中日本公式Webサイト内「サービスエリアページ」から。

【関連リンク】

中央自動車道30周年記念、"31年以降も"とメッセージを込めた31㎝のパイ発売

鈴木亜美さんも審査! SA・PAスイーツコンテスト、最優秀は"甘糀ジェラート"

「新東名」開通から3カ月! 静岡県内で発生の10㎞以上の渋滞、"約9割"減少