ジェイアイエヌは4~5月、PC・スマホ用機能性アイウエア「JINS PC」(※度なしパッケージタイプ)をエムスリーに委託し、全国5カ所の眼科医院においてVDT症候群と診断される患者120名を対象に4週間にわたる臨床試験を実施。

VDT症候群とは、コンピューターのディスプレーなどの表示機器(Visual Display Terminal)での作業を長時間続けたことにより、目や体、心に支障をきたす病気のこと。

試験の結果、VDT症候群改善効果が実証され、同製品はエムスリーより「AskDoctors(アスクドクターズ)医師の確認済み商品」マークを取得したという。

同試験では、東京大学名誉教授の増田寛次郎先生を監修医に迎え、VDT症候群における諸症状および低下した視野機能に対する同製品装着後の改善を、対照眼鏡を用いたマスク条件下で比較検討した。

VDT症候群の主症状である「目の疲れ」や「目の乾き感」(5段階評価の平均値)は、同製品装用群で装着前はそれぞれ3.8、3.5であり、4週間装着後はそれぞれ2.6、2.7と3未満に改善されたという。

「眼の疲れ」「眼の乾き感」の平均スコアの推移

さらに、同製品装用群の「近点距離」(ピントが合う距離のこと)は4週後に両目ともに改善。同製品装用群の有意性が証明された(右目:14.7cm→12.6cm、左目:15.0cm→12.5cm)。

近点距離の変化

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