今年で72歳になったラルフ・ローレン (C)BANG Media International

ラルフ・ローレンが自身のブランド「ラルフローレン」との契約を5年間延長した。

ラルフはラルフローレンの創業者であり、社長、会長兼任している。彼は今回の契約で2017年4月1日まで同ブランドの指揮をとることになった。WWDの報道によれば、御年72歳のラルフの年収は、以前の契約における125万ドル(約1億円)の4割増となる175万ドル(約1億3000万円)となる見通しだ。

同ブランドは5月には年間売上2割増を記録し"素晴らしき成長"と報じられており、今年初めにも、男性向けに発売されていた香水、ビッグポニーの4種類からなる女性用コレクションを発売していた。 

ロレアルUSAのインターナショナル・デザイナー・コレクションズ社長を務め、ビッグポニーの制作にも携わったマーク・レイ氏は、このコレクションについてこう語っている。「今回のビッグポニーの発売は若い女性たちに"自分から沸きあがってくる全ての側面を表現して、カラフルな人生を送ってほしい。ザ・ビッグポニー・コレクション・フォー・ウィメンはiPod世代のあなたにとってスリリングな香水のブーケだ"というメッセージでアピールできたと思います」 

さらに、ラルフローレン・フレグランスィズ・ワールドワイド社長のギョーム・デ・レスカン氏も「ザ・ビッグポニー・コレクション・フォー・ウィメンは女性それぞれの個性を引き出し、またその女性の人となりという1つの物語をもたらす力を持っています。つまり、今回の4種類の香水が、スポーティー、官能性、自由奔放さ、スタイリッシュという現代女性の女性らしさの4つの特徴を表現しているということです」と続け、このコレクションの展開への自信をあらわにした。

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