かなり豪華なキャストが予想される『ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』。写真はジャン・デュジャルダン (C)BANG Media International

映画『アーティスト』(2011年作)への出演で注目を浴びたコメディ俳優のジャン・デュジャルダンが、マーティン・スコセッシ監督の新作映画の出演交渉中に入ったという。

ジャンが出演交渉に入ったのは、マーティン・スコセッシがメガホンを取り、レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒルらが出演する作品『ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』。原作は、ジョーダン・ベルフォートが自身の株式ブローカーとしての栄枯盛衰を描いた「ウォール街狂乱日記 - 『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」で、パーティーざんまいの日々を送るドラッグ中毒の成金株式仲買人ジョーダンが、最終的に証券詐欺やマネーロンダリングで起訴され、22カ月間収監されるという姿が描かれている。主役のジョーダンをディカプリオが演じる予定だ。

ある関係者がcollider.comに語ったところによると、ジャンが演じる役柄はジョーダンの会社への不正資金のマネーロンダリングに関わった、温厚なスイスの銀行家、ジャン=ジャック・ハンダリになるようだ。一方、ジョナ・ヒルがジョーダンの友人かつビジネスパートナーを、そしてカイル・チャンドラーがジョーダンを追い詰めるFBIのエージェントを演じる。本作の脚本はテレンス・ウィンターが手がけ、8月にもクランクインが予定されている。

なお、ジャンの次回作はコメディ映画『ザ・プレイヤーズ』で、さらにフランス発のスパイ・スリラー作品『メビウス』にも出演が決定している。

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