サッカー日本代表DF・吉田麻也選手が16日、著書『サムライDays、欧州Days』(発売中 1400円 学研パブリッシング)の発売記念イベントに出席。ファンとの握手会を終えた直後、自身の状態やロンドン五輪について語った。
吉田麻也選手(右)と山本美月 拡大画像を見る |
『サムライDays、欧州Days』は、吉田選手の公式ブログからの抜粋と書き下ろしによる文章で構成されている。欧州クラブでの日々や日本代表のウラ話などがコミカルにつづられており、すでに10万部を突破するベストセラーとなっている。
プロサッカー選手兼"プロブロガー"と呼ばれている吉田選手は「自分で思ったことをそのまま書いているだけなんですよ。気を付けているのは、どんな話題にも必ず"オチ"を付けること。ただ、最近は(ネタ切れで)苦しいんですけどね…」とブログ執筆のコツを披露。同ブログでは、ワールドカップアジア最終予選のヨルダン戦で痛めた右ひざについても触れており、その状態について聞かれると、「個人的には6月いっぱいでプレーできるようにしたい」と前向きにコメント。ロンドン五輪日本代表候補としてオーバーエイジ枠で選出されていることもあり、「五輪には支障のないよう、参加するときは100%の状態で入りたい」と意欲を語った。
また、この日は、自身のブログ内で「気になる人」として名前を挙げていたファッション誌『Cancam』専属モデルの山本美月が登場するサプライズも。山本はモデルのほか、8月11日公開の映画『桐島、部活やめるってよ』にも出演。活躍の場を広げている。初対面となった彼女の印象を聞かれると、「…顔がやっぱりちっちゃいなと思いました」(吉田)と照れながら話したが、当の山本からは「吉田さんは顔が大きいことを気にされているみたいですけど、お会いしてみたら思ったほど大きくなかったです(笑)」と返され恐縮しきり。会見終了後のフォトセッション時に「せっかくだから2人で握手を」とうながされと、「じゃあ、せっかくなので。…カメラマンさんに"アシスト"してもらっちゃった」と満開の笑顔を見せていた。