先日には、水質保全を訴えるため息子ジェイミーと共にコロラド川を取り上げたドキュメンタリーを制作したロバート・レッドフォード (C)BANG Media International

ロバート・レッドフォードが映画業界における3D技術の使用を批判している。

レッドフォードは、同業界での現代技術が「行き過ぎ」だと感じており、数年後には自然な成り行きとしてその「悪影響」が出るだろうと、BANGショービズに語った。

「自然な成り行きとして悪影響が出るだろうね。予想するのは僕の仕事じゃないけど、でもあえて言うなら、今のテクノロジーは行き過ぎている。3Dの時代だけど僕はあんまり3Dのファンじゃないんだ。ある特定の側面では肯定するけど、他の多くの点でノーなんだよ。3Dは業界で定着するかもしれないし淘汰されるかもしれない。けれどそれが僕の予想ってとこかな」

また、先日ロンドンのO2アリーナで開催されたサンダンス・ロンドン・フィルム&ミュージック・フェスティバルでは、そういった手法の成功や映画業界の常套手段となるかどうかは、最終的に観客の判断に委ねられるだろうと話している。

「観客が決めるものだよ。今の僕の感触としては、ある程度の評価を受けて、おそらく行き過ぎている気がするんだ。それなりの方向性が決まることになると思うけど、僕が口を出すべきことではないよね」

(BANG Media International)

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