女優の戸田恵梨香、俳優の加瀬亮が25日、都内で行われた映画『劇場版 SPEC~天~』の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

映画『劇場版 SPEC~天~』の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した戸田恵梨香 拡大画像を見る

4月7日の公開初日から観客動員数117万人、興行収入15.1億円(ともに4月7~24日)を記録して大ヒット中の映画『劇場版 SPEC~天~』。大ヒットを記念した御礼舞台あいさつに、主演の戸田恵梨香と加瀬亮が登場した。戸田は「嬉しいですね。このまま突っ走って欲しいな~という思いと、癸(ドラマ版)、翔(ドラマ版SP)、天(劇場版)とやってきて、(劇場版の続編となる)結が現実のものとなる期待も生まれましたし、そこが見えてきたんじゃないかと思いますね」と続編にも意欲。一方の加瀬は、劇場版の大ヒットに「予想より100万人多いですね」と観客を笑わせるも「(SPECのお陰で)街で中高生から声を掛けてもらうことがちらほらあって、認知されたんだな~と思いますね」と思わぬ『SPEC』効果に照れ笑いを浮かべていた。

戸田は現在"月9"のドラマ『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)に出演中。「今は『SPEC』を抜け出して月9にいるわけですけど、結構(月9の)スタッフさんにも当麻を褒めていただいています。でも昔から私のことを知っているスタッフの方から『あれは素でしょ?』と言われるんですよ。素じゃないと思うんですけど(笑)。嬉しいんですが、人気があると聞くと複雑な思いがしますね」と本音を明かしていた。

映画『劇場版 SPEC~天~』は、2010年にTBS系で放送された連続ドラマ『SPEC』の劇場版。警視庁公安部に属する頭脳明晰で変人の当麻紗綾(戸田)と肉体派の瀬文焚流(加瀬)という対照的な二人が、未来予知や念動力などの超能力・スペックを駆使する犯罪者たちに立ち向かう。