JR東日本の子会社であるJR東日本ウォータービジネスは24日、Suicaなどの交通系電子マネーに対応した自動販売機の設置についてサッポロ飲料と提携したと発表した。

電子マネー対応自販機は、飲料を選んだ後、SuicaやPASMOなどをタッチするだけで購入できる

同社は自動販売機を運営する各社との連携を進めており、電子マネー対応自販機の設置を従来の「エキナカ」から「マチナカ」に広げる取り組みを進めている。サッポロ飲料はこれまで、試験的に電子マネー対応自販機を設置してきたが、今回の提携により、設置場所を「マチナカ」各所へさらに拡大するという。電子マネー対応自販機は、SuicaのほかにKitaca、PASMO、TOICA、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんの各電子マネーが使用可能となる。

なお、JR東日本ウォータービジネスが設置する自動販売機のうち、サッポロ飲料のほかにアサヒ飲料、伊藤園、大塚食品、キリンビバレッジ、サントリーフーズ、ジャパンビバレッジホールディングス、ダイドードリンコ、ナショナル・ベンディング、ネオス、八洋、ポッカコーポレーション、ユカも電子マネー対応自販機を採用している。