モーニング娘。の高橋愛が22日、東京・赤坂のTBSで行われた「声バンク・高橋愛ドロイド」発売の記者発表会に出席した。

「声バンク・高橋愛ドロイド」の記者発表に出席した高橋愛 拡大画像を見る

「声バンク」とは、BS-TBSとサイバークローンが開発したスマートフォンアプリ。3DCGではない有名人本人の映像と、その音声を人工的に作り出すシステム(speech synthesizer)を組み合わせることによって、リップシンクロする世界初のアンドロイドのソフトウェア。「声バンク」には、入力読み上げとWEB読み上げ、ツイッター読み上げの3つの機能があり、ニュースやつぶやきを読み上げてくれる。商品化の第1弾として起用されたのはモーニング娘。の高橋愛。「声バンク・高橋愛ドロイド」として6月22日より発売された。

高橋は「撮影は、6時間くらいかかりました。細かい角度を連写でババババッと。モーニング娘。ではいつも『イエーイ!』って感じで撮影するので、無表情で撮るのは慣れてなくて難しかったです。言葉も、政治の言葉をかんじゃって何回もやり直しちゃいました。」と撮影の苦労を話した。

会見中、スタッフが同アプリを起動させ、"愛ドロイド"がニュースやツイッターを読み上げてみるると、高橋は「すごーい!」を連発。「私は、普段フツーに喋っててもかんじゃうのに、この『声バンク』はスラスラ読んでますね。どうしよう!」と"愛ドロイド"の高機能ぶりにびっくり。また報道陣から、何に使いたいですか? と聞かれ、「誕生日にアインシュタインの本をもらったんですけど、まだ読んでなくて……。"愛ドロイド"に読んで欲しい。それと、車の運転はしないんですが、ナビゲーションに好きな人の声とかが使えるようになるといいですね。『そこのコンビニ右折です』とか。有名人だったら、つんくさんにやって欲しいな」と希望を語ったていた。

また、モー娘。の後藤真希が芸能活動を休止すると発表したことについては「知りませんでした」とだけ答え会場を後にした。