黒部峡谷鉄道(富山県黒部市)は7月1~7日、創立40周年を記念したイベント「昭和46年にタイムスリップ! 凸型機関車運行の旅」を開催する。

黒部峡谷の風光明媚な景色の中を走行することで知られる黒部峡谷鉄道。電気機関車には凸型車体のもの(写真左)と箱型のもの(同右)が存在する

宇奈月~欅平(けやきだいら)間で「トロッコ電車」を運行する同社は1971(昭和46)年に発足し、今年で創立40周年を迎える。

黒部峡谷鉄道の宇奈月駅

これを記念した今回のイベントでは、同社発足当時に活躍し、現在も根強い人気を誇る「凸型電気機関車+ハ型普通客車(6両)」の編成が、1週間限定で復活することになった。

宇奈月駅を12時9分に発車し、欅平駅には13時27分着。その後、13時53分に欅平駅を発車し、15時10分に宇奈月駅に戻る予定となっている。

イベント列車の定員は90名。乗車の際、記念品として、「創立40周年記念キーホルダー」「記念乗車証(レプリカ)」が贈呈される。

運賃は、宇奈月~欅平間を往復した場合、おとな3,320円、こども1,660円。途中の鐘釣(かねつり)駅まで往復する場合、おとな2,380円、こども1,200円。イベント列車の売上げ代金は東日本大震災の義援金になるとのこと。

応募は郵便はがきと電話、FAX、同社ホームページより受け付けており、締切りは6月24日(郵送は同日必着)。応募者多数の場合は抽選となる。