お笑いタレントの千原ジュニアが主演するドラマ『新・ミナミの帝王』(関西テレビ 3月26日 16:00~17:25放送)の収録が25日、神戸市内で行われ、千原をはじめ出演者の星野真里、西村和彦、福田転球が会見を行った。

左から、西村和彦、千原ジュニア、星野真里、福田転球 拡大画像を見る

同作品は、昨年9月に放送された『新・ミナミの帝王』の続編にあたる第2弾。収録はオール関西ロケで行われ、主人公の"ミナミの鬼"こと高利貸しの萬田銀次郎を前回に引き続き千原が演じる。

原作コミックや映画などでコアなファンも多い銀次郎をクールなイメージで演じている千原は「僕がやるので、銀次郎は竹内力さんとは違って薄味」と独自の銀次郎像をアピール。「ただ、ほかの現場で竹内さんと会ったとき、空気が微妙なんですよね~(笑)」と競演のプレッシャーを明かしていた。また、作品の魅力を「泥臭い、熱くてハートウォーミングなところ」とコメント。「僕が物心ついたときにはもう人気があった作品。そんな大役を僕がやらせてもらっていいのかと。本質的にはせいじがやるべきですよね(笑)」とナニワのオッチャンそのものの? 豪快キャラで知られる兄のせいじの名前を出して笑わせていた。

星野は「大阪の温かさが出ている作品。関西の空気に浸りながら最後までロケをやり切りたい」と意気込みを。今回の役柄では、西村が扮するイケメン実業家に騙され、悪の片棒を担いでしまう。「私自身は周りに相談する人もいますし、友だちや親が冷静に判断してアドバイスしてくれるので、騙されそうになっても引っかからないと思うんですけど…」とおっとり話す星野に、すかさず西村が「男はその隙間を狙うんだよ(笑)」と警告を飛ばしていた。