昨年の「M-1」ファイナリストらが再集結するイベント『M-1グランプリ2010リターンズ』が2日、大阪・なんばグランド花月で行われ、最後のM-1チャンピオンに輝いた笑い飯に優勝賞金1,000万円が贈呈された。

1,000万円を500円硬貨2万枚で贈呈された笑い飯(西田幸治・哲夫) 拡大画像を見る

イベントの冒頭に行われた贈呈式では、司会の陣内智則、月亭八光に賞金の使い途を聞かれ、西田が「思い切って、カバンに入れて竹やぶに捨てようかと(笑)」、哲夫も「子どもたちにランドセルを買ってあげたい」と話題の"伊達直人"に便乗してみせるなど余裕たっぷりのボケで放っていた2人。だが、待望の1000万円がM-1最終決戦で披露したネタ「小銭の神様」にちなんだ、500円硬貨2万枚・総重量140kgの"小銭"で贈られるサプライズに「えーっ!?」と思わず絶句! 八光に「2人で70kgずつ分けてもらって」と言われた西田は「なんでお金をkgで分けるんですか!」と突っ込み、哲夫は築かれた500円玉の山を眺めながら「まだ1円玉に替えんでよかったですよね」と漏らしていた。

会見では、西田が「やっと賞金をいただいたんですけど、鉄をもらったような感じでお金をいただいたという実感がない。早くお札に両替えしたいです」と意外な形で渡された賞金に困惑。哲夫は「僕は節約生活を送っているので(賞金は)とりあえず使わんと置いとくと思うんですけど、まずは銀行口座に振り込んで、0の数が過去最高の預金残高を確認したいですね」とニンマリしていた。

大量の500円硬貨に「確かに小銭には困らないですね(笑)」と哲夫

トークでは、M-1以降の多忙ぶりを話すスリムクラブを笑い飯がなぜか威嚇!?

なお、同イベントの模様は2月21日15:30~17:25、朝日放送にて放送。1,000万円贈呈式のほか、笑い飯をはじめスリムクラブ、パンクブーブー、ピース、ナイツら昨年のファイナリストの漫才を披露し、M-1の裏エピソードを明かすトークを繰り広げる。また、10日には昨年で終了したM-1の10年の歴史を振り返るメモリアル本『M-1完全読本2001―2010』(吉本ブックス刊 1,200円)が発売される。