「M-1グランプリ2010」のチャンピオンに輝いたお笑いコンビ・笑い飯の優勝後初となる冠番組『笑い飯の視聴率グーン↑~爆笑テッパンワード遊び~』(関西テレビ 1月13日 24:40~、20日 24:35~)の収録が8日、大阪市内で行われた。

M-1優勝後初の冠番組に臨む笑い飯の西田(左)と哲夫 拡大画像を見る

同番組は、笑い飯の西田と哲夫が番組制作の研究にいそしむ博士に扮し、視聴者を惹きつける人気のキーワード“テッパンワード”をかけ合わせることによって完成した高視聴率必至? のVTRを、助手役のセクシータレント・みひろとともに紹介していく深夜バラエティー。冬に人気の「おでん」と「ウインタースポーツ」をかけ合わせたという、水着美女の体におでん種を滑走させる珍競技「おでんモーグル」など、深夜ならではのユルさとお色気が楽しめる爆笑VTRが登場する。

西田は「バカバカしいVTRばっかりで楽しい(笑)。夜のちょっとエッチな感じもあるのでそこが見どころかと。昔から、ややエッチな番組もやりたかったのでうれしいですね」と番組の感想を。収録中、みひろにおでん種からあえてソーセージを食べさせるなどエロキャラ? を炸裂させていた哲夫は「我々もテレビに出るようになって、最初はなかった"モラル"というものができあがってきてたんですけど、この番組ではスタッフさんからグイグイ行けと指示が出るので、その"モラル"が削除されていってます。テレビに出始めて1年目ぐらいのモラル感でいいと教えてもらっているような(笑)」と自らの暴走ぶりを振り返っていた。

ズバリ、視聴率アップを狙った冠番組に「M-1の視聴率ぐらいはとりたいです」(西田)、「オバケ番組と呼ばれるような数字をとりたい。ぜひレギュラー化して『徹子の部屋』ぐらいの長寿番組にしたい。あっちも『徹子』と『部屋』のかけ合わせですから(笑)」(哲夫)とボケを交えながら意気込みを語った2人。そんな中、優勝後の“M-1効果”による仕事の変化について質問が飛ぶと、哲夫が「M-1の翌日の12月27日は朝から生放送が入って、それから翌朝4時まで仕事。M-1効果で忙しくなったかと思ってたら……28日からはスケジュールも普通になって、今のところ例年通りです(笑)」と自虐気味にコメントを。チャンピオンらしからぬ? 現状を明かして笑わせていた。